レシカルボン座薬 副作用

こんな兆候があらわれたらご用心!

レシカルボン座薬の副作用にはどんなものがあるでしょうか。
報告されているのは

  • 下腹部痛
  • 刺激感
  • 不快感
  • 下痢
  • 残便感

などがあります。
ごくまれに顔色が青白くなったり、呼吸困難の症状が出たり血圧低下やショックなどが起きる可能性があります。

先にあげた下腹部痛などの副作用は、これらの重篤な副作用の初期症状という場合があるので、兆候が見られたらすぐに医師に診てもらってください。

 

レシカルボン座薬は挿入してから10分から30分で効果が表れる便秘用の座薬です。
腸の中で微細な球状の炭酸ガスを発生させ、自然に腸の蠕動運動を促進させて排便できるようにします。
効き目は穏やかですが、腸を刺激するため何度も使用すると慣れてきて効きが悪くなります。
常用性のある薬ですので、一時的な使用に限ってください。

 

また12才未満は使用できません。
しかし経口の便秘薬のように胃腸に負担がかからないので、高齢者に使用するには向いているでしょう。
実際に介護の現場でも使われているお薬です。
高齢者の中には薬が飲めない人もいますし、介護が必要な高齢者では、便秘が重篤な症状の引き金になる恐れもあるので、早く対処しなければなりません。
またこのお薬は術後に便を出す時に用いられることもあります。

 

しかし、レシカルボン座薬は優しい薬だからと言ってあまりお勧めはできません。
副作用の心配もあるし、常用性もあるからです。
それに若く健康な人なら薬を使わず、体質を変えていく方が根本的な解決になり、自然で体にもいいからです。
腸の環境をよくすれば自力でお通じが出せるようになります。
一時しのぎの方法より、結果的に早道になるでしょう。

腸の環境が整えば、便秘に伴う不快な症状も改善されます。
肌荒れや膨満感も改善されるでしょう。